伊良部大橋目次
この度私がご紹介させていただきますのは、沖縄県宮古島市に「伊良部大橋」です。
宮古島と言えばみなさん真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの綺麗な海、そして大きな橋をイメージするのではないでしょうか。
ですが、その橋はどの島とどの島を結んでいるのか、橋の名前はなんなのかと詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。
宮古島では大きな橋がなんと3つもあるんです。
伊良部大橋・来間大橋・池間大橋と初めての方には区別がつかないと思います。
全長も違えば橋の上から見える景色ももちろん違ってきます。
では、その3つの中でも今回は1番長い「伊良部大橋」について詳しくご紹介させていただくのでこの記事を読めばあなたの「伊良部大橋」のマスターになれると思います。
それでは、行きましょう!
伊良部大橋について
「伊良部大橋」は(いらぶおおはし)と読みます。
宮古島本島と伊良部島とを結ぶ橋となっており2006年に着工し2015年1月31日に完成し開通致しました。
今から7年前に完成ということで3つの橋の中でも1番新しいものとなっています。
全長はなんと3540mもあり無料で渡れる橋の中では日本一の長さを誇ります。
総工費は399億ともなり想像のつかない金額となっています。
橋を渡り行くことのできる伊良部島は人口およそ5000人ほどのおだやかでとてものんびりとした落ち着きのある島となっています。
「伊良部大橋」の開通前はアクセス方法が船のみだったため観光客の方が訪れることはほとんどありませんでした。
ですが、開通と共にどんどんと増えていき伊良部島全体が観光地になり観光客向けのスポットも増えてきているそうです。
こんな素敵な「伊良部大橋」ですが、徒歩での通過は禁止となっています。
距離も長いですし、車でゆっくりと通過してください。
途中、綺麗な海を眺め写真も撮りたくなってしまいますが、路上中駐車やわき見運転などくれぐれも注意してくださいね。
宮古島に到着したらまずこちらの「伊良部大橋」に訪れる方が多いのではないでしょうか。
ドライブが好きな方はもちろん、そうでない方もこの絶景に感動すること間違いなしです。
海上を駆けるドライブコースは何度も往復してしまいたくなります。
友人や家族、恋人となどと訪れた際には運転中は景色に集中することができないので、運転を交代しぜひとも一瞬でも見逃さないようにしてください。
宮古ブルーの素敵な海があなたのことを待ってくれていますよ。
伊良部大橋の見どころ
見どころは橋そのものであったり橋から両サイドに広がるエメラルドグリーンの海です。
どこまでも続く海は私たちの心の癒しになります。
橋を進んで行くと海はどんどんと表情を変えて行きます。
薄い青色、濃い青色など海は自然の中で生きていていろんな表情を持っているんだなと実感することができると思います。
また、夕方には橋の上から見るサンセットがとても綺麗です。
オレンジ色に染まった空とともに海が輝き明るい時間地とはまた違った雰囲気を体験することができます。
ビーチから見るのと橋の上から見るのとではまた見え方が異なります。
少し高いところに位置していますので、遠くの景色まで見渡せることができるのです。
サンセットの空だけでなく、橋の上を通行しながら宮古島本島や伊良部島を見ることができるのもポイントですよね。
自分が先ほどまであの位置にいたんだ。と宮古島に偉大さを実感することができると思います。
宮古島に行ったからには絶対に渡ってほしい「伊良部大橋」です。
テレビでよく見るあの光景が自分の目の前に広がっているのです。
そんな幸せなことはありませんよね。
橋をドライブするだけ?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、ただのドライブではありません。
この絶景の中を進むことができ、辺り一面に広がる海はまるで私たちが空中に浮いているような気分にさせてくれます。
見どころだけでなく橋を渡り切った伊良部島に行くことでより自然と触れ合い、島の駅などで宮古島の特産物と出会えることができます。
「伊良部大橋」だけでなく、他にもたくさんの経験ができることもこちらの素晴らしさだと思います。
沖縄本島には行くことが多くても宮古島まで足を運ぶ機会は少ないかと思います。
宮古島に行った際には必ずここに訪れどの時間帯もシャッターチャンスをお忘れのないようにしていただきたいなと思っています。
この雄大な素晴らしすぎる景色を忘れないよういずっと目に焼き付けて頂きたいです。
きっとなにか人生においてつまずいた時にここでの景色や体験があなたのことを優しく包み込んでくれること間違いないでしょう。
行く前にはインターネットなどで景色の写真を調べ、気持ちを高めてから行くようにしてくださいね。
伊良部大橋の周辺
では「伊良部大橋」の周辺での観光スポットをご紹介させていただきます。
私がぜひとも行っていただきたいのは「伊良部大橋」を渡り切ったあとに待ち受けている「伊良部島」です。
伊良部島にもたくさんのビーチが存在していてどのビーチも大変人気となっています。
1つ目のビーチは「佐和田の浜」です。
こちらのビーチは日本の渚百選にも選ばれており、夕日を見るのに綺麗なスポットとして有名です。
海の広がる数々の大岩がほかのビーチでは見ることのできない独特の光景を作り出しています。
とても綺麗なサンセットの見ることのできる場所としてカップルの大人気となっているそうです。
2つ目のビーチは「渡口の浜」です。伊良部島の南側に位置し、ゆるやかな弓状の形をしています。
真っ白な砂浜が印象的な美しいビーチであり奥深くまで透き通っています。
この海の水の透明度は沖縄県の中でも特に有名となっています。
海に入ったりもぐったりしなくても泳いでいる熱帯魚の姿を見ることができるのが最大の魅力です。
こちらのビーチは海水浴として訪れる観光客の方が多いのでシャワーやトイレなどの設備が整っています。
小さなお子様のいる家族連れの方でも安心して訪れることができますね。
3つ目のビーチは「中の島ビーチ」です。こちらはあまり知られていない知る人ぞ知るといった場所です。
深みのある青色の海が目の前に広がります。
海水浴の方もいますが、シュノーケリングやダイビングをされている方の方が多いかと思います。
ビーチには売店やトイレ。シャワーなどの設備がございませんので少し不便に感じてしまうかもしれません。
ビーチのほかにも「通り池」といった大きな池があります。
その大きさはなんと直径75m、深さ45mともなっています。
大きさの異なる2つの池から構成されていたどちらも魅力的です。
「通り池」は世界中のダイバーから大人気の場所となっています。
ダイビングをしない方でもこの素敵な池を1度見てみるのもいいのではないでしょうか。
そして私が1番おすすめしたいのは「下地島空港」です。
下地島空港は伊良部島の西に位置している下地島にあります。
こちらの空港は閉鎖されていましたが2019年に開港し、今では観光客の方でにぎわっています。
離着陸のリアル感を間近で見ることができ、飛行機ファンやお子様連れの方に大変人気の観光地となっています。
普段ここまで近くで飛行機を感じることはできないと思います。
とても歴史のある空港ですので伊良部島まで足を運んだらせっかくですから下地島まで行きぜひとも下地島空港へ訪れてください。
きっと違った世界感を体験することができると思います。そして最後にご紹介するのは「牧山展望台」です。
この展望台は伊良部島で最も高い場所に位置していてサシバという鳥の形をした展望台となっております。
伊良部大橋や宮古島本島はもちろん天気の良い日には、池間島・来間島まで一望することができます。
展望台の周辺には遊歩道が設置され、大自然に囲まれながらのんびりとお散歩をすることができます。
宮古島ならではの植物に囲まれながら日頃の疲れから離れこの素敵なのんびりとした雰囲気に癒されることを願っています。
お子様連れでも楽しむことができるのも魅力的ですよね。
アクセス
「伊良部大橋」へのアクセス方法ですが、やはりレンタカーが必須となって来ます。
宮古島空港から約12分、平良市街地からは約10分、下地島空港からは約15分ほどの所要時間です。
距離で言うと宮古島空港からはおよそ7.3キロほどです。
カーナビの検索で「伊良部大橋」を入力していただくとすぐに出てくるので簡単にたどり着くことができると思います。
他の手段としてはタクシーやバスがあります。
タクシーでは車と同じ所要時間になりますが、バズは少しアクセス方法が難しいかもしれません。
宮古島空港から伊良部大橋までの直通の路線バスはなく、何度か乗り換えなくてはいけません。
宮古島空港から平良港まで行き、そこから乗り換えて目的地まで行くルートになります。
平日・休日ともにバスは1日に8本の運行ととても本数が少なくなっていますので路線バスをご利用の際は時間をしっかり調べてからお願い致します。
また、宮古島にあるずっと閉鎖されていて自衛隊の訓練基地になっていた「下地島空港」が2019年3月に開港されました。
下地島は伊良部島の西に位置している小さな島であり、そこに空港が隣接されています。
この「下地島空港」の開港により、伊良部島や伊良部大橋を訪れる人がより一層増え、またアクセスもしやすくなったそうです。
日本で1番長い橋に向けて迷わずに行けることを願っています。