来間大橋 目次
沖縄県には旅行で訪れた人は多いかと思いますが、宮古島へ行ったことのある人は少ないのではないでしょうか。宮古島へは那覇空港から飛行機で30分ほどで到着します。宮古島と言えばあの綺麗なエメラルドグリーンに海ですよね。私も何度か遊びに行きましたが、毎回綺麗な海に感動しています。
そんな自然が豊かな宮古島の観光スポットですが、宮古島と言えばあの橋!となりませんか?綺麗な海の向こう見える長い大きな橋。テレビでも毎回のように紹介され宮古島の看板と言ってもいいでしょう。そんな有名なあの橋は「来間大橋」と言う名前がついています。
今回はそんな宮古島のシンボルの「来間大橋」について詳しくご紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
来間大橋について
「来間大橋」は(くりまおおはし)と言う呼び名です。宮古島本島と来間島を結ぶとても美しい農道橋となっています。来間島とは周囲9kmほどの島で宮古島の南西部に位置しています。東洋一の美しさを誇るといわれる与那覇前浜ビーチの対岸にあります。島には集落はひとつだけ存在し、住民も200人に満たない小さな離島となっています。
1995年3月13日に完成したこちらの「来間大橋」は、長さ1690mもあり農道橋としては日本最大級の長さを誇っていることで有名です。また、2005年に沖縄県の古宇利大橋に抜かれるまでは、1992年2月開通の池間大橋を抜いて沖縄県内最長の橋でした。
「来間大橋」は1988年から着工し7年と言う長い月日をかけて完成されました。50トン級の船舶が船行できるように中央部が盛り上がった形状をしています。中央部の海面(既往最高潮位)から桁下までは高さ13.5mとなっています。
橋の上から眺める海の色は光の角度によって幾層にも変化をし、言葉を失うほどの美しさを私たちに見せてくれます。宮古島で有名なビーチ与那覇前浜(よなはまえはま)や来間島の眺めも素晴らしくドライブコースとしても、または散歩コースとしてもはずすことのできない絶景スポットとなっています。通行は年中通してどの時間帯も無料となっています。
駐車場は近隣公園など利の施設を利用してください。駐車料金も無料となっています。宮古島にはコロナ禍の前では年間100万人もの人が訪れていました。その中でもほとんどの人がこちらに行ったことがあるのではないでしょうか。宮古島の大自然と共に来間大橋が私たちを待っていてくれます。この素晴らしすぎる景色を私は1人でも多くの人に体験してもらいたいと思っています。
来間大橋は道も広くとても走りやすい作りとなっています。ですが来間大橋は残念ながら橋の上は駐車禁止となっているのでご注意くださいね。
少し進むと違った景があるので時間に余裕のあるは何度も立ち止まりたくさんの写真を撮るのはいかがでしょうか。橋の上から夏の季節など与那覇前浜ビーチで遊ぶジェットスキーやパラセーリング体験している観光客に姿を見ることができるかもしれませんね。
沖縄本島の方も「宮古の海はきれい!海を見るなら宮古島だ!」と言うほどですから、宮古島のシンボルである来間大橋にはぜひ行って頂きたいなと思っていいます。
来間大橋の見どころ
見どころはなんと言っても橋そのものや橋から見る海です。宮古ブルーの上に広がる素晴らしい橋は沖縄本島を含め他の日本の観光地では見ることができないでしょう。東洋一の美しさと名高い与那覇前浜ビーチをより一層美しく眺めることのできるスポットです。ついつい見とれてしまいますが、わき見運転はくれぐれもご注意くださいね。
私も行った際には何度も往復した覚えがあります。通るたびに海の色に変化があったり、左右で全く違った顔があったりと何度見ても飽きることはありませんでした。来間大橋は全て徒歩で渡ることが可能ですので、車を停めゆっくりと歩くことができるのも魅力的ですよね。橋を渡ったり橋の上から宮古ブルーの海を見渡すことも素敵ですが、宮古島と言えば!といった写真を撮りたいのであれば来間大橋をバックに与那覇前浜ビーチから写真を撮ることがおすすめです。
ビーチに立ち、私たちの後ろには大きな来間大橋が見えます。橋の上からとはまた違った雰囲気を味わうことができます。遠くから見る来間大橋もとても立派で、与那覇前浜ビーチからの距離でもとても大きく見えます。シャッターチャンスは誰もいない早朝の時間帯に行き、ビーチを貸し切り気分で思い出に残してください。夕方には橋の向こうに沈んでいく夕日をとても優雅に見ることができます。
無料でここまでの幸せな思いをすることができるなんて、宮古島に来てほんとによかった!と心の底から思っていただけると思います。夏はもちろんですが、1年中を通してドライブするだけでも幸せな気持ちになれる観光スポットではないでしょうか。
宮古島本島のパーラーから冷たいアイスやかき氷などを食べながら来間大橋を眺めるのも至福のひと時ですよね。もちろん宮古島産のドラゴンフルーツやマンゴーがたっぷりの食材をお勧めします。
車で渡れば橋全体は5分ほどで終わってしまいますが、冒険心の強い方は歩いて渡ることもおすすめです。のんびりと誰にも邪魔されずこの素晴らしい景色を自分だけのものにすることができます。是非いろんな角度からご堪能ください。
来間大橋の周辺
周辺と言いますか、来間大橋を宮古島本島から渡り切り行くことのできる「来間島」についてご紹介したいと思います。来間島はサトウキビ畑が広がるのどかな島です。畑の間を走る農道からはエメラルドグリーンに輝く海が見え、そんな素敵な風景が島のあちらこちらで見られるのも魅力のひとつです。住民も少なく宮古島本島にもましてのんびりとした雰囲気を味わうことができます。
来間島の中でも1番人気のスポットは「竜宮城展望台」です。こちらは来間島一の眺望を誇る来間島で1番メジャーなスポットとなっています。名前の通り竜宮城をイメージして作られました。オレンジ色と緑色の独特な建物となっています。
来間島では長いこと、船が交通の要だったため竜宮神と呼ばれる海の神様を大切にしてきて、橋が架かった今でも海の神様への感謝の心を忘れないようにと竜宮城の形の建物にしたと言われています。竜宮城展望台は3階建てとなっていて、階段を登り切った瞬間からの眺めに思わず息を飲み干してしまうかと思います。
目の前に広がる宮古ブルーの海に、右手には来間大橋、目の前には宮古島本島を望みます。宮古島の平たい独特の地形やすばらしい海など宮古島のすばらしさをこちらで実感できるかと思います。こちらの駐車場はとても充実しています。トイレはもちろん、売店・食堂などが設置されています。昔ながらの売店などに遊びに行くのも旅のひとつの楽しみになるかもしれませんね。
2つ目の人気スポットは「来間東展望台」です。竜宮城展望台よりも来間大橋に近い場所にあり違った景色を味わうことができます。橋の全景を見ることができ、橋が宮古島本島につながるところまでくっきりと見えます。来間島と言えば「竜宮城展望台」のイメージが強くこちらはそこまでメジャーではないのでゆっくりと来間大橋の景色を見ることができます。
3つ目の人気スポットは「長間浜」です。来間島の北西部に位置しており、宮古島旅行では外せないビーチの一つとなっています。ビーチは南北約700mに渡って長く伸び開放感があり、海の中に入ればサンゴや魚たちをたくさん見ることができます。
長間浜の海は入ってすぐに割と深くなってしまうので初めての方はもちろん、慣れて何度も訪れた方でも遊ぶ際は注意してくださいね。
他にも来間島にはいくつもの公園や、他にもビーチがあります。紹介するには時間が足りないほど魅力たっぷりの来間島になっているので、宮古島に行かれる際は下調べをしっかりとし島の隅々まで行き渡すことのできる旅行プランにしてみてください。
宮古島の海を見ながらパーラーで食べる宮古島ならではの食べ物など、観光地だけでなく楽しみ方はグルメの方も盛りだくさんです。
来間大橋のアクセス方法
来間大橋の住所は「沖縄県宮古島市下字来間」となっています。※詳しい住所は設定されていません。
レンタカー
宮古島に行きレンタカーを借りた際には「来間大橋」と入力すると検索することができるので、ご安心くださいね。アクセスの目安時間は宮古島空港から車(一般道)で約15分ほど。平良港から車(一般道)で約30分ほどとなっています。ほとんどの方が宮古島ではレンタカーを借りるかと思いますが、その他のアクセス方法の選択として路線バスや自転車があります。
路線バス
路線バスのアクセス方法ですが、宮古島空港や下地島空港から直通ルートはございません。何度か乗り換えをする必要があります。宮古島空港からは路線バスを使うと目的地まで1時間ほどで到着します。ですが、時間やバスの本数も限られているため、もし路線バスを使用する場合は細かく調べてから訪れるようにしてください。
自転車
そして体力に自信のある方は自転車で行かれることもおすすめします。宮古島空港からは50分ほどで行くことができ、平良市街地からは1時間ほどで来間島に着くことができます。自転車でしか見られない風景にもいろいろと出会え、自然を感じながらのんびりと目的地まで向かうことができるのが宮古島ならではのすばらしさですね。
レンタカーを借りて行けばそのまま来間大橋を最初から最後まで渡ることができるのでオススメです、私は車でしか行ったことがないので、次に宮古島を訪れる際は体力をつけ自転車で冒険してみたいと思っています。