添道サガリバナ

添道サガリバナ|宮古島

添道サガリバナ 目次

  1. 添道サガリバナについて
  2. 添道サガリバナの見どころ
  3. 添道サガリバナの周辺
  4. 添道サガリバナのアクセス方法
  5. Tiktokで情報を見る
  6. instagramで情報を見る
  7. Googleで口コミを確認
  8. Twitterで情報を見る

みなさんは、「添道サガリバナ」という言葉を耳にしたことはございますか?一体なんなんだろう。と思ってしまう方がほとんどだと思います。読み方は(そえどう)と読み、ますます何かわからなくなってしまいますよね。そんな「添道サガリバナ」はなんと植物の名前なのです。

沖縄県の宮古島で6月から7月にかけて見ることができ、毎年ライトアップもされているそうで最近ではSNSでの口などの影響もあり観光客の方も訪れる人気スポットとなりました。

「添道サガリバナ」は一夜しか咲かない幻の花であり、そんな「添道サガリバナ」の花言葉は「幸福が訪れる」だそうです。もし宮古島の滞在中に見ることができたらあなたに幸福が訪れることは間違いないでしょう。

添道サガリバナについて

では幻の花・「サガリバナ」とは一体どんなお花なんでしょうか。先ほども少しお伝えしましたが、「サガリバナ」は1年を通し6月中旬から7月上旬のピークを迎えとても甘い匂いが特徴のお花です。見た感じはピンクと白のふわふわとしたようなお花になっています。イメージとしては枝垂桜のような感です。

サガリバナ

そんな「サガリバナ」ですが、奄美大島より南にしか咲かない南国の花となっています。私たちが見たことがなかったり、名前を初めて聞くのも納得できますね。そしてもっとびっくりなのが一夜しか咲かない幻の花と言いましたが、宮古島では6月から8月まで咲かせることが多く何度もこの「サガリバナ」を見ることができるそうなのです。花の特徴は茎の長さが30cmほどにも成長し1本の茎に対し30個から50個ほどの花をつけます。

その花たちは同時に咲くことはなく、数日にわけて上の花から順番に咲いて行くので1本の木でも数日間は「サガリバナ」を楽しむことができるのです。「サガリバナ」には花を咲かせる時間が決まっています。日が暮れた20時ごろから徐々に花が開き始め、満開の時間帯は真夜中になります。太陽が昇り始める5時ごろから散りはじめ、その日の午前中にはすべて散ってしまいます。

さみしいことに1度咲いた花は一晩で散ってしまうのです。なんだかとても儚いですよね。ただその儚さもこの「サガリバナ」な魅力の1つともなっていると思います。ライトアップを開催中には毎年5千人から6千人もの人が訪れ人々の心を魅了しています。

今回この観光地を初めて知ったという方にも宮古島に行った際には幻想的で素敵な世界を体験して頂きたいです。

添道サガリバナの見どころ

「サガリバナ」がたくさん見られる観光スポットして有名なのが「添道サガリバナ」です。この場所で今では約200本もの「サガリバナ」が植えられています。20年前ほどから自生していた「サガリバナ」の種子を植樹し始めこんなにもたくさんの量に増やしたみたいなのです。

また周りの正確にカウントされていない「サガリバナ」もあるそうでおおよそですが、この土地だけで約600本以上もの「サガリバナ」に出会うことができます。2012年からここでのライトアップが始まり宮古島市民だけでなく観光客の人気スポットとして注目されるようになりました。※コロナ禍の中でライトアップに関し変更がある場合もございます。2020年は中止や2021年は時短営業でした。行かれる際は開催しているか、営業時間は何時なのかなど詳しく調べてから行くようにお願い致します。

2022年は6月に25日からライトアップが始まり7月4日までとなっていました。営業時間は午後7時30分から午後9時30分までとなっており、たくさんの方が灯りに照らされた幻想的な美しい「サガリバナ」を見に来たそうです。写真などで見るだけでもとても綺麗で本当に幻想的な世界を作り出してくれています。小さく細かくお花自体とライトアップされた風景が私たちの心を圧巻させてくれます。

そんな「サガリバナ」は夜にしか咲かない花のためこちらに訪れるのももちろん夜になってしまいます。後程アクセス方法の欄でも説明致しますが、周辺は畑の中や山の中に囲まれ外灯などの灯りは一切ございません。あたり一面が真っ暗となりライトアップも終わってしまえば、ほんとに怖い夜道となります。歩くのさえ困難となりますので懐中電灯は必須アイテムになります。

夏の夜道にはマムシなどもいるため十分気をつけるようお願い致します。

また宮古島環境クラブでは「サガリバナ」の苗の販売や植樹活動も行っているそうです。訪れた際に協力金を支払うと、「添道サガリバナ」の遊歩道沿いに自分の苗を植えることができるそうなのです。この幻の花が自分のものになるなんてとても嬉しいですよね。

その花には持ち主である自分自信の名札が掲げられるそうなので毎年成長を見届けることができます。日本本土では見ることのできないお花となっているため毎年この「サガリバナ」を見に宮古島を定期的に訪れることもいいかもしれませんね。

添道サガリバナの周辺

「添道サガリバナ」までは畑の中を進み辺り一面は閑散としていたり、訪れる時間帯が夜になってしまうため見た後の帰り道にどこかに寄ろう。というのは難しいかもしれません。見た後は安全運転で早めにホテルに帰るが1番かと思います。

ですが、周辺の観光地につういてもお伝えさせて頂きます。

「添道サガリバナ」は宮古島本島の北部位位置しどこへ行くにも適していると思います。私が是非行ってもらいたい場所は「砂山ビーチ」です。「添道サガリバナ」からは3キロほどの距離のところにあります。このビーチは宮古島ならここ!といった人気スポットとなっております。白い砂浜をのぼりきると目の前にはエメラルドグリーンの景色が広がっており、まさに絶景そのものです。

砂山ビーチ

ハイシーズンには毎日のように観光客でにぎわっており無料のトイレやシャワーも完備されているので安心して遊ぶことができます。自然界が作り上げたアーチ状の岩がありその先に見える宮古ブルーの海がまた綺麗なんです。泳ぐだけでなく、探検などもして過ごして頂きたいなと思います。

ビーチ続きになってしまいますが、砂山ビーチから4キロほど離れた位置に「パイナガマビーチ」があります。このビーチには宮古島の市街地から徒歩で行くことができ、こちらも多くの観光客でにぎわっています。ビーチの近くには公園も隣接されているので小さなお子様のいるご家庭でもビーチで遊び、公園で遊びと楽しむことができそうですね。

パイナガマビーチ

最後にご紹介するのが「宮古神社」です。「添道サガリバナ」から3キロほど離れたところにあり頑張れば徒歩でもいくことができます。(約40分ほどです。)宮古神社は1590年に建立され古くから歴史のある神社であり、なんと日本最南端の神社となっております。

宮古神社

瓦屋根はオレンジ色となっていてまさに沖縄の雰囲気にぴったりの神社です。宮古島では海や自然と触れ合うことが多くなりますが、この最南端の神社を訪れ歴史と触れ合うのもいいかもしれませんね。私は歴史が大好きなので旅行に行くとその土地の文化や歴史とものすごく触れ合いたくなり、奥深くまで調べてしまいます。最南端の神社に行ったからには絶対にお守りを購入したいなと考えております。

添道サガリバナのアクセス方法

添道サガリバナ群生地

「添道サガリバナ」は行くことが難しく複雑な道の構成となっています。

近年では観光スポットになり行き方なども詳しく調べることができますが、少し前は土地勘のある地元の人と一緒でなければ行けないような土地でした。地図で見る限りは簡単にすぐ行けそうと思ってしまうかもしれませんが、田舎道を通っていくためほんとに難しいです。

住所は「沖縄県宮古島市平良西仲宗根1143」となっており、宮古島本島の北部に位置しています。では、1番簡単なアクセス方法をお伝えします。バスなどは通っていなくレンタカーが必須になってきます。そして道はとても狭いので運転が苦手な方や初心者の方は頑張ってください。

「添道サガリバナ」の周辺は閑散としていますので、今回は分かりやすくスタート地点を県道沿いの「ファミリーマート砂山店」にさせてください。

まず初めにファミリーマートから県道83号線を島の北方面(池間島方面)に向かっていきます。そして信号を1つ通過し少し坂道を下り、その道の交差点を右に曲がります。その場から1キロほど進むと左右にカーブミラーのある交差点が見えてくるのでこちらを左に曲がります。左折したあとは周囲が畑に覆われています。

今までは整備されていた2車線道路でしたが、ここからは舗装はされていますが細い狭い道路になるのでここからはすれ違いなど注意が必要です。細い道を畑の中どんどん進んで行くと右手に「県営かんがい排水事業 西原東部地区」といった看板を見つけることができると思います。気の中に埋もれていることもあるので要注意です。

その看板を通過し奥に見えるさらに細い小道を右に曲がります。ここからは急なカーブだったりさらに道が細くなったりと不安になってしまうかもしれません。分かれ道もいくつかありますが、舗装されているアスファルトの道を進んでください。

車のすれ違いができるかな?と言った雰囲気の道路になっています。そして、さらに車を走らせると「添道サガリバナ」駐車場の到着することができます。3台ほどしか車は停めることができません。そしてここからは徒歩で目的地に向かうことになります。

遊歩道は駐車場から向かって右側のガードレールの横になります。駐車場から10秒も歩けば到着することができるのご安心ください。黄色の看板もたてられているのですぐに分かると思います。その先は200mにも及ぶ遊歩道の両サイドにたくさんの「サガリバナ」が植えられています。

道のりで距離はそこまでありませんが、道の雰囲気に少し不安になってしまうかと思われますが、一夜しか咲かない「サガリバナ」を見るため是非とも頑張って到着して頂きたいです。

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